放デイ　活動風景　「スヌーズレン」

感覚あそびにて「スヌーズレン」を行いました。これは1970年代にオランダで生まれたリラックス法で、視覚・聴覚・触覚・嗅覚といった五感を心地よく刺激し、自分だけの特別な空間を味わうのが目的です。スヌーズレンは、「探索（クンクン匂いを嗅ぐ）」と「うとうとする（心地よくまどろむ）」というオランダ語を組み合わせた造語です。つまり、好奇心のままに探索しながらも、究極の安心感に包まれる状態を表します。今回、こどもたちは肌触りの良いマットの上でリラックスしながら、ヒーリングミュージックに耳を傾け、壁面や天井に映る幻想的な映像を眺めました。ラベンダーの香りに包まれ、虹色に光るファイバーライトを優しく触ったりと、思い思いに過ごしていました。誰かに急かされることなく、自分で選んだ好きな刺激を好きなだけ味わうという、まさに、心と身体をゆっくりと休ませ、感覚を整える大切な時間となりました。